新板橋クリニック|機能性ディスペプシア専門外来
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概要

対象となる方

胃がはる、食べると胃が苦しい、ちょっと食べると胃が苦しい、食べられない、体重がへった、気持ち悪い、むかむかする、吐き気がする、胃が動かない、胃がもたれる、胃が硬くなっている、胃が痛い、きりきり胃が痛む、背中が痛いなど の症状の方は、お気軽にご相談ください。

機能性ディスペプシア・機能性胃腸症と診断されて、なかなか良くならない方、どんどん症状が悪化する方、よくなったり悪くなったりを繰り返している方、生活や仕事の継続がままならなくなっている方は、お気軽にご相談ください。

コンセプト

胃がはる、食べると胃が苦しい、ちょっと食べると胃が苦しい、食べられない、体重がへった、気持ち悪い、むかむかする、吐き気がする、胃が動かない、胃がもたれる、胃が硬くなっている、胃が痛い、きりきり胃が痛む、背中が痛いなど いろいろな消化器系の症状があるにも関わらず、検査で明らかな病気が発見されない状態を機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)と呼んでいます。
また、機能性ディスペプシアと診断され、治療を受けても、よくならない方が、たくさんおられます。
原因がよくわかっていないこと、日本の人口の少なくとも10%以上の患者数があると推測されること、なかなかよくならない、症状を繰り返しながら悪化する、仕事や生活がままならなくなる など、深刻な状態に悩まされている方が多い疾患です。
けれども、なかなか周囲の理解を得られないこと、どうやればよくなるのかを説明して治療する医療機関がないこと、希望がなくなり、一生このままかもしれないと絶望して、生きる気力を喪失されている方が数多くおられます。

そのため、「機能性ディスペプシアを治せるクリニック」が求められています。
そこで、機能性ディスペプシアが発症する「しくみ」を明らかにして、しくみに基づいて、患者さん自らが症状を改善して制御していく「自立」を目標とした専門治療をおこなう「機能性ディスペプシアを治せる外来」を開設しました。
コンセプトは、『あなたの機能性ディスペプシアは、治ります!』です。

外来の概略

胃部症状(胃痛、胃もたれ、消化不良、背部痛、おなかがはるなど)がある方は、内視鏡検査を行い胃潰瘍・十二指腸潰瘍などがないかを確認します。
また同時にピロリ菌に感染していないか検査を行います。胃部症状があり、超音波検査、CT検査および内視鏡検査で異常が認められない方は、胃部症状がある方全体の約半数にのぼります。

今まではこれらの方は神経性胃炎、あるいは気のせい、ストレスのせいなどといわれてきました。
最近、検査では異常がないにも関わらず、胃部関連症状がある方には、胃の消化機能の低下、排泄機能の低下、胃の拡張に対する粘膜の過敏性などが指摘され、機能性胃腸症あるいは機能性ディスペプシアと呼ばれるようになってきました。
通常の胃薬では、ほとんど改善しないのが特徴です。
「機能性ディスペプシアを治せる外来」では、発症のしくみを明らかにして、しくみに沿った治療法を紹介し、症状の改善・消失・治癒を目指しています。

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機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)外来要予約

機能性ディスペプシアとは?

胃部症状(胃痛、胃もたれ、消化不良、背部痛、胃がはるなどの症状)がある方は多いと思います。上記の症状が続いていてなかなか治らない場合、胃の病気あるいは胃外の病気を疑います。
胃の病気では、潰瘍やピロリ菌陽性胃炎、胃がんが代表です。
また胃外の病変では膵臓がん、胆石、膵炎、腹部動脈瘤などが代表です。
内視鏡検査、超音波検査、CT検査、採血検査を行い原因を調べます。

しかし、実際に病気が発見される方は全体の半分程度で、残りの半分の方では検査で異常が発見されません。そのため、病気が発見されない方では、神経性胃炎やストレス性胃炎などと診断されてきました。
最近になって、検査で胃に異常がなく、胃部症状を訴える方では、胃の消化機能の低下、胃から食物を排泄する機能の低下、食事をして胃が拡張したときの胃壁の過敏性の増加(胃の壁が伸ばされると苦痛を感じる)、胃粘膜の過敏性の増加などが指摘されるようになりました。
そこで、検査で胃内外に異常がないにも関わらず胃部関連症状を訴える方を機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と呼ぶようになってきました。

けれども、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)は、実体があるわけではありません。便宜上名称をつけたにすぎません。

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の方では、胃部症状以外に排便異常(便秘や下痢)など腸の異常を訴える方がいます。
また、耳鳴り、めまい、頭痛、食欲がない、気持ち悪い、うつ症状など胃腸とは直接関係のない部位の症状、体と心の症状をともなう方がいます。
そのため、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とは、何なのか?なぜなるのか?どうすれば良くなるのか?について、現代医療では、よくわかっていません。

診察

胃部症状のある方は、診察のうえ内視鏡検査と超音波検査をお受けください。胃外に病気がなく、胃に胃炎がない(ピロリ菌の感染もない)、潰瘍がない、胃がんがないことを確認する必要があります。

診断

みえる異常、観察できる異常、あるいは測定できる異常がないにもかかわらず、胃部症状がある場合は、機能性ディスペプシアと診断できます。

発症のしくみ

●発症のしくみ(心と体のしくみ)があります。

「脳と自律神経のしくみ」がうまく動かなくなると発症します。

  1. 「心と体は分離できないひとつ」です。
  2. 「心と体は分離できないひとつ」で動くことで生命現象を営みます。
  3. 「心と体がひとつで動くしくみ」があります。
  4. 「心と体がひとつで動くしくみ」には、命令通り動く系統(例:手足を動かす)と命令通り動かせない系統(例:心臓)があります。
  5. 機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)は、命令通りに動かせない系統のしくみに属します。
  6. 「しくみ」がうまく動いているときは調子がいい、しくみがうまく動かないと調子が悪くなります。しくみが止まると「死」です。
  7. 機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)は、「しくみ」がうまく動くようになれば、症状は改善・消失します。
  8. 「心と体がひとつで動くしくみ」で命令通りに動かせない系統は、
    「脳と自律神経のしくみ」で制御されています。
  9. 「脳と自律神経のしくみ」は、普段は自動運転(オートパイロット)で動いています。
  10. 条件がいいときは、自動運転で、しくみはうまく動きます。
  11. 条件が悪いときは、自動運転の制御が乱れてきて、しくみはうまく動かなくなります。
  12. 自動運転にまかせていると、制御がうまくいっているときは、調子がいいですが、制御がうまくいかないと調子が悪くなります。自動運転で制御が困難になり暴走すると、症状が固定化して増悪していきます。


上記に記載したことが、発症のしくみです。

Q&A

Q: なぜ、「脳と自律神経のしくみ」の自動運転は、制御が乱れるのですか?

A: 条件が悪いと、自動運転は制御がみだれてきます。乱れる原因は3つあります。
ひとつめは、「緊張」です。緊張すると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。
ふたつめは、「情報」の過剰による「脳細胞の疲労」です。
システムエンジニアを代表とする、パソコンを使った仕事をする方は、光刺激や電磁波の影響、あつかう情報量が過剰で、脳細胞が極度に疲労します。あるいは、考え・思考にはまり、考え・思考をぐるぐると繰り返す方は、脳細胞が極度に疲労します。脳細胞が疲労すると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。
みっつめは、「感情」です。対人関係や出来事・現象など、日々の脳の認識活動によって、いろいろな感情が蓄積します。そして、感情の蓄積が緊張の蓄積をうみます。感情が蓄積したり、高ぶると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。
まとめると、「情報の過剰(脳細胞の疲労)」「感情」「緊張」によって、「脳と自律神経のしくみ」の自動運転は、制御が乱れながら、動いています。日常生活の中で、だんだんと制御が困難になってくると、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と呼ぶ症状が現れてきます。

治療の考え方

通常の薬物療法(胃酸の分泌を抑制する薬剤)は無効です。あるいは、アコファイドなどの消化管機能改善薬は、少数例で一時的にやや有効ですが、しばらくすると、悪化します。機能性ディスペプシアは、症状が改善したり、悪化したりを繰り返すのが特徴です。そして、だんだんと、症状が多彩になり、深刻化し、ついには、症状が悪化したまま、改善しなくなります。ですから、機能性ディスペプシアとわかったら、早急に、「脳と自律神経のしくみ」が制御を取り戻して、うまく動くようにする「リセット治療」を開始する必要があります。

「脳と自律神経のしくみ」が、うまく動くようになると、機能性ディスペプシアと呼ぶ症状は改善して、きえていきます。

「脳と自律神経のしくみ」がうまく動くようにするためには、3つの方法があります。
ひとつめは、「脳と自律神経のしくみ」がうまく動くように補助する薬剤(漢方)
ふたつめは、「脳と自律神経のしくみ」が暴走しないようにガードレールをする(コップを上からふたをするイメージでもいいですね)薬剤(安定剤など)
みっつめは、「脳と自律神経のしくみ」が自動運転ではうまく制御できない、うまく動かないときに、「マニュアル運転」をする「技術」を身につけることです。
「運転の技術」を身につければ、「脳と自律神経のしくみ」を常に運転する感覚で生活できるようになります。すると、自動運転とマニュアル運転を組み合わせて、「脳と自律神経のしくみ」を自分でうまく動かせるようになります。
補助する薬剤(漢方)、あるいは、ガードレールの薬剤(安定剤)などを服薬しながら、「しくみの運転」の練習に通院することで、症状は改善します。
改善後は、安定剤や漢方薬の服用を中止することができ、自立できるようになります。「技術」を使って、「しくみを運転」する感覚が養われるので、通院を終了(卒業)することが可能となります。これを「しくみの運転」=「リセット治療」と呼んでいます。

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診療実績

2006年4月から2021年3月末までに、1792名の機能性ディスペプシアの患者を診療しています(2020年度は64例)。
1792例中1512例(約84.4%)は、「しくみの運転」=「リセットプログラム」で症状が消失しました。また230例(12.9%)は症状が改善しました。
つまり、発症のしくみに則って治療をおこなうことで、機能性ディスペプシアの方1792例中1742例は(約97.2%)で症状の改善・消失が達成されました。
しくみの運転(リセット治療)の「技術」の練習を習慣化して、制御力を充分に獲得した方は、全員症状が改善して、通院が終了(卒業)しました。
中途で通院をやめてしまったり、「しくみの運転」を習慣化しないと、制御力が身につかなかったり、対応できる幅が広がりません。
症状が再燃したり、症状がよくなったり、悪くなったりを繰り返して、増悪していきます。
「脳と自律神経のしくみ」をマニュアル運転する「技術」「練習」「習慣化」を身につけて、「しくみを運転する感覚」を養うまで通院を継続することがポイントです。
「機能性ディスペプシアを治せる外来」では、発症のしくみに基づいて、漢方薬や安定剤の投与と「しくみの運転」=「「リセット治療」をとりいれ、機能性ディスペプシアを治せる治療をおこなっています。

機能性胃腸症診療実績

診療期間

症状の改善・変化が現れる期間は、個人差があります。服薬としくみの運転(リセット治療)の「技術」の練習を開始してから数日で改善・変化する方、服薬としくみの運転(リセット治療)の「技術」の練習を開始してから1ヶ月以上経過してから改善する方などまちまちです。
罹病期間(症状が出現してから現在までの期間)が長い方、年齢が高い方、女性より男性、思い込み・決めつけの強い方、頭であれこれ考えてしまい考え(思考)の止まらない方、心の症状が強く顕現化して、精神科・心療内科領域の薬を長期間服用している方、は症状の改善・変化が現れる期間が長くなります。
また、しくみの運転(リセット治療)の「技術」の練習中は、症状が改善したり、再び症状が悪化したりします。
しくみの制御力をしっかり身につけ、日常のいろいろな場目で、意識してこまめにしくみの運転(リセット治療)をすることができるようになると、体調が安定化して、症状が改善・消失します。制御力がしっかり身につき、習慣化して、しくみの運転感覚が養われるまでを完遂して、症状が消失し、治療が終了(卒業)するまで、3ヶ月から4年程度の診療期間が必要となります。

治療をご検討の方へ

詳しくはこちらリセット医療センターをご覧ください。
機能性ディスペプシアを治せる外来は、完全予約制です。ご予約の方はこちらをご覧下さい。

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