新板橋クリニック|過敏性腸症候群専門外来
  1. ホーム
  2. リセット医療
  3. 過敏性腸症候群専門外来

概要

対象となる方

おなかが痛い、おなかがはる、ガスがたまる、ガスがたくさんでる、音がきになる、臭いがきになる、ガス(におい)がもれる、急な腹痛・下痢、トイレにかけこむ、緊張する場面(会議・テスト・静かな教室、周囲を人にかこまれた座席、電車の中など)でおなかが痛くなり、トイレにいく などの症状の方は、お気軽のご相談ください。

過敏性腸症候群と診断されて、なかなか良くならない方、どんどん症状が悪化する方、よくなったり悪くなったりを繰り返している方、生活や仕事の継続がままならなくなっている方は、お気軽にご相談ください。

また、薬物治療で症状がコントロールされている方で、根本的に過敏性腸症候群を治したい方は、お気軽にご相談ください。

コンセプト

おなかが痛い、おなかがはる、ガスがたまる、ガスがたくさんでる、音がきになる、臭いがきになる、ガス(におい)がもれる、急な腹痛・下痢、トイレにかけこむ、緊張する場面(会議・テスト・静かな教室、周囲を人にかこまれた座席、電車の中など)でおなかが痛くなり、トイレにいく などいろいろな腹部の症状があるにも関わらず、検査で明らかな病気が発見されない状態を過敏性腸症候群と呼んでいます。
腸の動きをコントロールする薬が数種類あることから、薬物治療で症状はコントロールしやすくなってきました。けれども、根本的にはよくならないこと、薬物療法でも、十分に症状がコントロールしきれない方がおられます。

過敏性腸症候群は、原因がよくわかっていないこと、日本の人口の少なくとも10%以上の患者数があると推測されること、なかなかよくならない、症状を繰り返しながら悪化する、仕事や生活がままならなくなる など、深刻な状態に悩まされている方が多い疾患です。
けれども、なかなか周囲の理解を得られないこと、どうやればよくなるのかを説明して治療する医療機関がないこと、希望がなくなり、一生このままかもしれないと絶望して、生きる気力を喪失されている方が数多くおられます。
そのため、「過敏性腸症候群を治せるクリニック」が求められています。

そこで、過敏性腸症候群が発症する「しくみ」を明らかにして、しくみに基づいて、患者さん自らが症状を改善して制御していく「自立」を目標とした専門治療をおこなう「過敏性腸症候群を治せる外来」を開設しました。
コンセプトは、『あなたの過敏性腸症候群は、治ります!』です。

外来の概略

過敏性腸症候群は、「身体の病」であり、「脳と自律神経のしくみが制御不能の状態」であり、「心の病」です。さらに、多くの方では、「対人関係の問題」を根本に抱えています。
そのため、過敏性腸症候群を改善・治癒するためには、しくみに則って、専門的に治療をおこなう必要があります。

慢性的な腹部症状があるけれども、超音波検査や内視鏡検査などで異常が認められない病態を、過敏性腸症候群と呼んでいます。
胃や腸の消化機能の低下、排泄機能の低下、胃や腸の拡張に対する粘膜の過敏性などが推測されていますが、原因や病態は不明です。
最近は、リーキーガットという病態も提案されていますが、推論の域をでません。
過敏性腸症候群は「身体の病気」という概念の中で、対応に苦慮しているのが、現代医療の実情です。現代医療では、発症のしくみがわかっていないため、対症療法が広くおこなわれています。
薬剤の進歩もあり、ある程度便秘や下痢のコントロールができること、腸管の動きをとめることで、急な腹痛や下痢をコントロールできるようになりました。けれども、対症療法であること、だんだん薬剤の効果がなくなること、症状が増悪すること、生活の制限が増えることなどが課題です。
「過敏性腸症候群を治せる外来」では、過敏性腸症候群の定義を見直しました。
「対人関係の問題」が根本にあり、「心の病」でもあり、「脳と自律神経のしくみが制御不能の状態」でもあり、「身体の病」でもあると定義しました。
そして、対人関係と心の状態がどのように脳と自律神経のしくみを制御不能にしていくのか?どのように身体に影響をおよぼすのか?「心と体がひとつで動くしくみ」に着目しました。最新の科学で明らかになってきた「心と体がひとつで動くしくみ」「脳と自律神経のしくみ」を「技術」をつかって「運転」して、制御していくことで、根本から症状の改善・消失・治癒を達成します。

pagetopへ戻る

過敏性腸症候群外来要予約

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:通称 IBS)は、みえる異常、観察できる異常、測定できる異常がないにも関わらず、腹部症状がある状態に対しての総称です。小腸や大腸の運動あるいは分泌機能の異常と推測されています。けれども、検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こります。

症状

腹部膨満、腹痛、下痢、便秘、ガスが多い、ガスが気になる、おなかがごろごろする、緊張するとトイレに行きたくなるなど、腹部関連の症状は多彩です。
また、他の身体症状や心の不調を伴うことがあります。対人関係の問題をかかえていることが多いのが特徴です。

発症のしくみ

●発症のしくみ(心と体のしくみ)があります。

「脳と自律神経のしくみ」がうまく動かなくなると発症します。

  1. 「心と体は分離できないひとつ」です。
  2. 「心と体は分離できないひとつ」で動くことで生命現象を営みます。
  3. 「心と体がひとつで動くしくみ」があります。
  4. 「心と体がひとつで動くしくみ」には、命令通り動く系統(例:手足を動かす)と命令通り動かせない系統(例:心臓)があります。
  5. 5. 過敏性腸症候群は、命令通りに動かせない系統のしくみがうまく動かなくなると発症します。
  6. 「しくみ」がうまく動いているときは調子がいい、しくみがうまく動かないと調子が悪くなります。
  7. 過敏性腸症候群は、「しくみ」がうまく動くようになれば、症状は改善・消失します。
  8. 「心と体がひとつで動くしくみ」で命令通りに動かせない系統は、「脳と自律神経のしくみ」で制御されています。
  9. 「脳と自律神経のしくみ」は、普段は自動運転(オートパイロット)で動いています。
  10. 条件がいいときは、自動運転で、しくみはうまく動きます。
  11. 条件が悪いときは、自動運転の制御が乱れてきて、しくみはうまく動かなくなります。
  12. 自動運転にまかせていると、制御がうまくいっているときは、調子がいいですが、制御がうまくいかないと調子が悪くなります。
    自動運転で制御が困難になり暴走すると、症状が固定化して増悪していきます。


上記に記載したことが、発症のしくみです。

Q&A

Q: なぜ、「脳と自律神経のしくみ」の自動運転は、制御が乱れるのですか?

A: ひとつめは、「緊張」です。緊張すると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。
ふたつめは、「情報」の過剰による「脳細胞の疲労」です。
システムエンジニアを代表とする、パソコンを使った仕事をする方は、光刺激や電磁波の影響、あつかう情報量が過剰で、脳細胞が極度に疲労します。あるいは、考え・思考にはまり、考え・思考をぐるぐると繰り返す方は、脳細胞が極度に疲労します。脳細胞が疲労すると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。
みっつめは、「感情」です。対人関係や出来事・現象など、日々の脳の認識活動によって、いろいろな感情が蓄積します。そして、感情の蓄積が緊張の蓄積をうみます。感情が蓄積したり、高ぶると、脳と自律神経のしくみの自動運転は、制御が乱れます。

まとめると、「情報の過剰(脳細胞の疲労)」「感情」「緊張」によって、「脳と自律神経のしくみ」の自動運転は、制御が乱れながら、動いています。日常生活の中で、特に「対人関係の問題」をかかえていると、だんだんと制御が困難になり、過敏性腸症候群と呼ぶ症状が現れてきます。

診断

急性あるいは慢性の感染症がないことの確認、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)ではないことの確認、鎮痛薬を常用していないか(小腸潰瘍などの粘膜傷害)の確認などを行います。
状況に応じて便培養検査や大腸内視鏡検査、カプセル内視鏡検査などを行ないます。器質的原因がないにも関わらず、持続して症状があれば、「過敏性腸症候群」の診断となります。

治療の考え方

最近は、腹痛・下痢・便秘に対して有効性のある薬剤がでてきました。そのため、薬物療法で過敏性腸症候群の症状にある程度はコントロールできるようになりました。
けれども、3つの欠点があります。1つ目は、あくまで症状を抑制するのみで、根治療法ではないこと、2つ目は、はじめのうちは、服薬で効果があっても、だんだんと症状が悪化してくる例が多いこと、3つ目は、薬物療法で症状が抑えられなくなると、精神安定剤の投与が必要になってくる(投与される)こと、です。
過敏性腸症候群は、症状が改善したり、悪化したりを繰り返すのが特徴です。そして、だんだんと、症状が多彩になり、深刻化し、症状がコントロールできなくなってきます。
過敏性腸症候群は、「対人関係の病」「心の病」「自律神経の制御がきかない病」そして、「身体の病」なので、過敏性腸症候群とわかったら、早急に、「脳と自律神経のしくみ」が制御を取り戻して、うまく動くようにする「リセット治療」を開始する必要があります。

「脳と自律神経のしくみ」がうまく動くようにするためには、3つの方法があります。
ひとつめは、「脳と自律神経のしくみ」がうまく動くように補助する薬剤(漢方)。

ふたつめは、「脳と自律神経のしくみ」が暴走しないようにガードレールをする(コップを上からふたをするイメージでもいいですね)薬剤(安定剤など)

みっつめは、「脳と自律神経のしくみ」が自動運転ではうまく制御できない、うまく動かないときに、「マニュアル運転」をする「技術」を身につけることです。「運転の技術」を身につければ、「脳と自律神経のしくみ」を常に運転する感覚で生活できるようになります。すると、自動運転とマニュアル運転を組み合わせて、「脳と自律神経のしくみ」を自分でうまく動かせるようになります。

pagetopへ戻る

診療実績

2006年4月から2021年3月までに、855名の過敏性腸症候群の患者を診療しています(2020年度は42名)。
しくみの運転=リセット治療をおこないました。
855例中、症状消失は555例(64.9%)、症状改善は214例(25.0%)でした。症状改善率は855例中769例(89.9%)でした。
1〜2回通院して治療を中断される方が86例(10.1%)でした。過敏性腸症候群は対人関係に問題をかかえる方が多いため、対人関係の問題を解決したいという強い気持ちがない方(症状をよくしたいという気持ちだけの方)は、症状がすぐよくならないと通院をやめてしまう傾向があります。

通院を継続して、しくみの運転=リセット治療を完遂すれば、症状が改善・消失して、通院を終了(卒業)することが可能です。

過敏性腸症候群実績

診療期間

「脳と自律神経のしくみ」を運転する「技術」を習得していきます。
「技術」、「練習・習慣化」で「しくみを運転しながら生活する感覚」を養っていきます。
症状の改善・変化が現れる期間は、個人差があります。練習開始から数日で改善・変化する方、練習を開始してから1ヶ月以上経過して、少しづつ改善する方などまちまちです。
罹病期間(症状が出現してから現在までの期間)が長い方、年齢が高い方、思い込み・決めつけの強い方、頭であれこれ考えてしまい考え(思考)の止まらない方、心の症状が強く顕現化して、精神科・心療内科領域の薬を長期間服用している方、対人関係の問題になかなか向き合えない方は症状の改善・変化が現れる期間が長くなります。
また、しくみの運転を練習中は、いったん症状が改善しても、状況・環境の変化で、再び症状が出現します。
症状がよくなったり、悪くなったりと波を体験しながら、しくみの運転の練習・習慣化を継続すると、制御力がつきます。
練習・習慣・経験・対応力・制御力をつけることがしくみの運転=リセット治療の目的です。
リセット治療を完遂すると、症状は消失して自立(卒業)することが可能です。「脳と自律神経のしくみ」を運転しながら生活する感覚が身につき、症状が消失し、リセット治療が終了(卒業)するまで、3ヶ月から48ヶ月程度の診療期間が必要となります。

追補:過敏性腸症候群は、「対人関係の病」「心の病」の概念が色濃くでます。
病をよくするためには、自分自身が、「対人関係の問題」に向き合う決断・勇気をもつことが大切です。
家族に連れられて受動的に来院する患者さんの場合は、「対人関係の問題」「心の問題」に向き合う決断・勇気をもてない状態のため、すぐに通院されなくなります。
決断・勇気をもって、しくみの運転=リセット治療に取り組めば、しくみは運転できるようになり、症状は改善するので、勇気をもって、「一緒に」しくみの運転の練習をしていきましょう。
また、10代の過敏性腸症候群のお子さんの場合は、実は、お母さんの影響が強くでていることが多い傾向です。
お母さんのしくみが、うまく動いていないことが、お子さんのしくみにも影響を与えているのです。そのため、10代の過敏性腸症候群のお子さんの場合は、お母さんも一緒に、しくみの運転に取り組んでいただいています。

治療をご検討の方へ

詳しくはこちらリセット医療センターをご覧ください。
過敏性腸症候群を治せる外来は、完全予約制です。ご予約の方はこちらをご覧下さい。

pagetopへ戻る